横紋筋融解症 最も多いのは脂質改善薬のスタチンですが、鑑別診断としてはミオパチ ーの分類があります。
副甲状腺機能亢進症 健康診断などで偶然高カルシウム血症を発見される例が増えています。(VD製剤)
先端肥大症 スナップ診断可能な疾患です。若い時と見た目が変わった?見逃していませんか。
しゃっくり(吃逆)
しゃっくりは、横隔膜のミオクローヌスのことである。発症の正確なメカニズムは不明です。逆流性食道炎、タバコ、炭酸飲料、咽頭炎はその咽頭粘膜を刺激して吃逆を起こす。胃拡張や横隔膜膿瘍、横隔膜ヘルニアは、横隔神経を刺激して吃逆を起こす。アルコールや中枢神経疾患(脳卒中、脳炎、頭部外傷、脳腫瘍)は吃逆の抑制を阻害する。
女性化乳房
女性化乳房を起こす薬剤の種類はかなり多い。日常診療では、スピロノラクトンが有名である。肝硬変の伴う女性化乳房もよく見られる。エストロゲンの肝臓での代謝障害による。女性化乳房が片側性なら悪性腫瘍を疑う。徐々に進行する症状を有しないものなら特別な精査は不要である。
原因としては、
(1)性線機能低下症
(2)肝硬変、慢性腎臓病
(3)プロラクチン血症、末端肥大症、甲状腺機能亢進症、クッシング症候群
(4)肥満、加齢
(5)エストロゲン産生腫瘍
(6)hCG産生腫瘍
(7)薬剤(前立腺肥大治療薬、育毛薬、H2レセプター阻害薬、スピロノラクトン、ジゴキシン、Ca拮抗薬、ACE阻害薬、抗ウイルス薬、三環系抗うつ薬、SSRI、アルコール)
こむら返り
特発性が最も多い。正常人でも、熱中症、夜間、運動中によく起こる。多くの場合、原因は不明であるが、血管内脱水も一つの原因と考えられている。夜間のこむら返り予防のためには、ストレッチ、水分摂取、カフェインやアルコールを控えましょう。芍薬甘草湯が著効する。甘草の含有量が多いので偽性アルドステロン症(血圧上昇+低カリウム血症)に注意する。
(1)動脈系:末梢動脈疾患、バージャー病
(2)静脈系:静脈不全、深部静脈血栓症
(3)神経系:糖尿病、VB12、葉酸欠乏、頚椎症 椎間板ヘルニア、パーキンソン病
(4)筋原性:甲状腺ミオパチー、多発性筋炎、皮膚筋炎、ミトコンドリア病
(5)電解質異常(Ca、K、Mg、P)アルコール、薬剤性(利尿剤、抗がん剤)脱水、尿毒症、慢性腎臓病、透析、副腎不全、妊娠等