カロナール

【組成・性状】アセトアミノフェン(一般名)
錠100mg(剤形)

【効能・効果】鎮痛

【用法・用量】1日1回300〜1000mg

 

【禁忌】

【使用上の注意】

 

【薀蓄等】

NSAIDs(Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs)非ステロイド系抗炎症薬はアラキドン酸カスケードのシクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害することで、プロスタグランジン類の合成を抑制する。特にプロスタグランジンE2(PGE2)は起炎物質・発痛増強物質であり、NSAIDsは主にPGE2の合成抑制により、鎮痛・解熱・抗炎症作用を発揮する。
アセトアミノフェンは、抗炎症作用はほとんどなく、作用機序は中枢神経におけるCOX阻害作用と考えられているが。詳細な機序は不明である。
細胞膜リン脂質から合成されたアラキドン酸は、下図の3経路で主に代謝される。

NSAIDsとアセトアミノフェンを比較すると下図のようになる。

2011年1月よりアセトアミノフェンの投与量が世界並みになった。