エピペン

0.3mg製剤(黄色) 30kg以上
0.15mg製剤(青) 15〜30kg未満
体重15kg未満の患者に本剤0.15mg製剤を投与すると、過量となるおそれがあるので、 副作用の発現等に十分な注意が必要であり、本剤以外のアドレナリン製剤の使用についても考慮する必要があるが、 0.01mg/kgを超える用量を投与することの必要性については、 救命を最優先し、患者ごとの症状を観察した上で慎重に判断すること。
製品の小箱には以下の7点が同梱されています。
中には練習用エピペントレーナーも梱包されているので、普段から練習しておくことが大事です。
アナフィラキシーが現れた時の使用方法

(1)準備
携帯用ケースのカバーキャップを指で押し開け、エピペンを取り出します。オレンジ色のニードルカバーを下に向けて、エピペンのまん中を片手でしっかりと握り、もう片方の手で青色の安全キャップを外し、ロックを解除します。
絶対に指または手などをオレンジ色のニードルカバーの先端に当てないように注意してください。

(2)注射
エピペンの上下先端のどちらにも親指をかけないように、真ん中をグウで握ってください。エピペンを太ももの前外側に垂直になるようにし、オレンジ色のニードルカバーの先端を「カチッ」と音がするまで強く押し付けます。(本剤は、1管中2mLの薬液が封入されているが、投与されるのは約0.3mLであり、注射後にも約1.7mLの薬液が注射器内に残る)太ももに押し付けたまま数秒間待ちます。(太ももにエピペンを振りおろして接種しないでください)エピペンを太ももから抜き取ります。(緊急の場合には、衣服の上からでも注射できます)

(3)確認
注射後、オレンジ色のニードルカバーが伸びているかどうかを確認します。 ニードルカバーが伸びていれば注射は完了です(針はニードルカバー内にあります)。

(4)片付け
使用済みのエピペンは、オレンジ色のニードルカバー側から携帯用ケースに戻します。(注射後は、オレンジ色のニードルカバーが伸びているため、携帯用ケースのふたは閉まりません)
エピペンの注射後は、直ちに医師による診療を受けてください。エピペン®注射液を使用した旨を医師に報告し、使用済みのエピペン注射器と青色の安全キャップを医療機関等にお渡しください。
エピペン処方医師登録済