Top / ブログ / 2014-04-13

国会へ行こう

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衆議院本会議場、いい味出てますが、まるで映画のセットのようでした。



平成26年4月12日〜13日、日本内科学会(東京)に行ってきました。

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いつもながらの東京国際フォーラムです。初日は、真面目に講演を聴講したり、地下のコミュニケーションブースで本を見たりしていましたが、2日目は、あまり面白そうな演題もなく、なんとなく陽気にも誘われてぶらりと散歩にでかけました。皇居も周りは、いつもながら、色とりどりのランナーが走っていましたが、皇居前の道路も解放され、自転車野郎も颯爽と行き交っています。でも、歩行者天国ではないらしく、横断歩道でないところを斜めに横切っていると、警備員らしき人に怒られてしまいました。(自転車の走るのは車道ってことですよね)二重橋の周辺は、黒人や白人、韓国語、中国語?・・・観光客でいっぱいです。桜田門を抜けると国会議事堂が見えます。国会には、一度も行ったことがなく、ちょっくら行ってみるかと(日曜日に予約なしでも入れるかどうかは知りませんでしたが・・・)

国会の周辺は、警察官が防御盾を持って立っており、パトカーや機動隊らしき車両が並び、ものものしい雰囲気です。正門の警察官にそっと「今日、国会の見学は出来ますか」と聞くと「見られますよ」と明るく返答。ちなみに、オバマ大統領が23日から来日されるということで、最早10日も前からいつもより数倍の警戒態勢がひかれているとのことでした。「相棒」もこの辺りの映像がよく出てきますよね。

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さて、言われたとおりにぐるりと裏側に回り込むと、衆議院面会受付所がありました。(ちなみに、土日祝日の見学と平日の見学は入り口が違うようです)

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国会参観は衆議院と参議院のそれぞれで申し込み参観ができます。誰でも即日申し込みが可能です。

衆議院
平日:8時~17時(参観受付時間 16時までに受付を終了してください)

平日:午前8時(予約のみ)9時・10時・11時 午後1時・2時・3時・4時

土・日・休日:午前9時30分、10時30分、11時30分 午後1時、2時、3時

衆議院見学コースは、本会議場傍聴席→御休所→皇族室→中央広間→前庭 
参観時間は50〜60分です。

国会参観の詳細は、衆議院警務部警務課参観係 03-3581-5111まで



扉を開けると「見学ですか?11時30分からですから・・・」とちょうど見学ツアーが始まる3分前でした。待ち時間なしのグッとタイミングです。急いで、氏名、性別、年齢、緊急連絡先を記入して、列に加わりました。ふっと前を見ると喫煙室。目を疑いましたが、思わず携帯のシャッターを切っていました。即座に職員から「室内は、撮影禁止です」と手で遮られましたが、既に撮った後なので「すみません」と一言。しかし、国会に喫煙室があるとはちょっとびっくりですよね。

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平成15年の健康増進法25条しかり、平成22年厚労省健康局長からの通知しかり、公共施設は、原則、全面禁煙(敷地内禁煙)の方針が示されているわけです。厚労省から役所に通達が来て、役所から国民に向けて禁煙しましょうと言っているわけです。世間では、民間でさえ全面禁煙に向けて一生懸命努力しているというのにどう思いますか。国の一番の公共施設である国会をまず率先して全面禁煙にしないと(国会の委員会室では国会議員がぷかぷかタバコを吸っているという噂は聞いたことがありました。厚労省の建物の中にも喫煙室があると聞いています。)こんなことをやっていると、誰も役所や政治家の言うことを信用しなくなるのも当たり前。タバコ規制枠組み条約を自ら批准して置きながら、情けない限りです。(国家としても)

さて、議事堂参観ツアーの始まりです。衆議院面会受付所を出て、議員会館を横目に歩いていると職員ガイドさんが、急に「後を見て下さい。あのお椀が乗っているビルはなにかわかりますか?」の問いがありました。「あれは、JTのビルです。ちなみに上にある灰皿をイメージしているそうです」との説明が加わります。国会の見学ツアーに、わざわざJTの宣伝を入れる必要があるでしょうか?全く理解に苦しみます。一言、投書したい気分になりました。

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国会議事堂内は写真撮影禁止です。(写真はHPなどから引用したものです)赤じゅうたん(国会内約4kmに渡って敷き詰めてあります)を歩いて衆議院議場の傍聴席に座ります。テレビで見るとずっと広く見えますが、実際は結構狭い空間です。本会議場には、誰が座る席かよく判るように模造紙?に大きく書かれて貼ってありました。議長席の上に天皇陛下の御傍聴席があります。左右にある壁に埋め込まれた席は、皇族の人や国賓級の人が座る席のようです。国会は、ほぼmade in japanですが、日本製でないものが三つあるそうです。天井のステンドグラス(イギリス製)とポスト(アメリカ製)、鍵(アメリカ製)です。ポストについては、各階の廊下に投入式の投函口があって、地下で集配するそうですが、当時の日本製のポストは途中で引っ掛かってしまったそうです。鍵については、当時の日本には、マスターキーという技術がなかったようです。

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御休所(おやすみどころ)国会議事堂の真ん中にあり、国会開会式の当日に天皇陛下が、正面玄関からお入りになられる部屋です。総檜作り、総漆塗り、水晶のシャンデリア、入口ドアは1枚大理石をくり貫いたもの、当時の工芸、建築の粋を集めたもので、国会議事堂の総予算の10分の1が使われたようです。(当時の天皇陛下は神様ですけん)

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建物の正面のとんがった屋根の真下は中央広間と呼ばれ、四階吹き抜けで33mあります。天井は50畳のステンドグラス、壁には、吉野の桜、十和田湖、奥日光、日本アルプスが描かれています。中央広間の四隅には、議会政治確立に功労のあった伊藤博文、大隈重信、板垣退助の三対の銅像が建っています。あと一つの台座が空いているのは、未来の立派な国会議員のため、皇居にお尻を向けられないなどと言われているようですが、真意は謎なんだそうです。

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中央広間の脇から前庭に出て、国会議事堂を見上げると、なんかえらい綺麗な??、昭和11年建設以来初めて75年ぶりに改修、補修、外壁の洗浄等が行われて、外観はピカピカになっているようです。前庭には、各都道府県の県木(ちなみに兵庫県は「くすのき」)があります。正門で解散です。なかなか面白い国会ツアーでした。

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最後もタバコで、喫煙される方には耳が痛いお話しばかりで申し訳ない(喫煙者はここは読んでませんか)姫路駅が近づいたのでデッキで待っていると、隣の車両から30歳ぐらいの女性が、乗客をかき分けて、喫煙ルームに入って行きました。ニコチン切れで、後5分が待てないわけです。おいしそうにタバコを吸っている彼女の横に「タバコは農業だ」と言うコピーがありました。これって、意味不明ですよね。タバコって新鮮な農産物と言いたいのでしょうか?ケシの花、トリカブト、アヘンも農業でしょうか?タバコを吸うインデアンの挿絵も悲しく見えました。平均寿命が50歳の時代には、がんも心筋梗塞もなかったんでしょうけどね。

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コメント

  • 御疲れ様ですやはり禁煙ですね…。 — 西川千里 2014-04-29 (火) 00:31:29