平城遷都１３００年

院内旅行で奈良に行ってきました。

大阪から大和路快速（関西本線という路線があるのを知りました）に初めて乗り、奈良と大阪の間は生駒山から和歌山の方向に山が続いているのかと思っていましたが、生駒山系と葛城山系に間に奈良から大阪湾に川が流れているという発見がありました。

最近の仏像ブームでちょっと有名になった阿修羅像（興福寺）を見てきました。三面の顔を持つ独特の容姿は、少年のようで（一般的には仏像に性別はないそうですが、確かに女性うけしそうな）争いの神とは思えぬほど華奢でした（折れそうな細い手足は９等身）

興福寺も創建1300年を迎え、五重塔初層、東金堂後堂、東金堂が開扉、特別公開されています。

「何ときれいな平城京」 710年と覚えた平城京遷都の年から、1300年といえば、天平の時代から今日まで阿修羅像が残っているというのも不思議な気がします。しかし、朱雀門と大極殿だけで、思ったよりしょぼいといった感も否めませんが、平城京跡の広大な土地を入場料や拝観料もなく、自由に解放していたのはいい演出でした。