あ〜脚が痛い

京都マラソン

京都マラソン2020 走ってきました。タイム4時間47分02秒 天候は雨。靴づれで膝が痛くなり歩いてしまいました。どんなに準備してもうまくいくとは限りませんね。走れることに感謝です。

さて、昨年の6月にさかのぼります。来年は、どこのマラソン大会を走ろうかなと思っていたところ、京都マラソンで新たに「ふるさと納税枠」ができたという情報が入ってきました。京都マラソンは、一度走ってみたいと思い、以前から申し込みはしていたのですが、過去3回は落選しておりました。ふるさと納税の制度に関しては泉佐野市vs総務省などでも話題になっていましたが、めんどくさそうなのでいままで利用したことはなかったのですが、これで京都マラソンの出走権が付いてくるならそれにこしたことはないわけで、税金は国民の義務としてどうせ払わなければならないものなので、どこに払っても同じ?さっそく10万円納付して来年のマラソンは京都マラソンに確定したわけです。

いつも11月からサブ4(4時間以内で走ること)を目標にして練習を開始するのですが、サブ4達成者のほとんどが月間距離200km近くを走っている事実があるわけで、いつもの世界一の「超楽」マラソン練習法を実践しています。この方法論の肝は、練習日誌をつけるということに尽きます。僕みたいにどんぶり勘定の人間でも練習日誌を書くと不思議と距離を稼げるものなんです。ただ、前回のサブ4を達成した時にも書きましたが、月間距離200kmだとイーブンペースで全てがうまくいって最後の最後に1分勝負になるわけで、今までも何度となく痛い目にあってきているわけです。いろいろな条件(天候、体調等)が揃って全てがうまくいくこと自体、不確定要素が多いマラソンという競技では難しく、昨年の姫路城マラソンでも30km過ぎで早々と勝負がついてしまったこともあり、今回は、いくつかの想定外のことが重なったとしても楽々4時間を切れる(できれば3時間50分ちょっとでゴールしたい)練習をしてみることにしました。つまり、練習のピークを3時間30分を想定して月300kmに設定して練習スケジュールを立てました。

令和2年2月16日の京都マラソンに向けて、12月後半から1月に練習のピークを持ってくるために、遡って9月30日より練習を開始しました。(通常4ヶ月前からですが、さらに2週間早く)12月には、ペース走の練習として、さよう、三田、宝塚と3つのハーフマラソンにエントリーしました。

今年も朝6時半に起きて、元旦登山に行ってきました。令和初ということで、愛宕山山頂は300人を超える大盛況で、みんなできれいな初日の出を拝むことができました。今年は子年、良い年になりますように。

初日の出

1月2日のいなみと27日の梅と潮の香(たつの市)のハーフにエントリーしました。(いつも走る1月12日に武庫川は、今年は急病センターの宿直が当たってしまったためエントリーできず)12月23日から1月19日にかけて4週で303kmの走り込みを達成、京都マラソンが楽しみです。

ところで、たつの市のマラソン大会では、自己ベストには3秒届かず、1時間46分41秒だったんですが、国道250号線の堀市(何かの新しい店の名前になっていました)の折り返し地点がいつもよりかなり手前に設定されていて結局そのまま普通にゴールだったので、あれおかしいなと思って走り終わりました。後でMRさんからたつの市のマラソン大会でハーフの距離が120m短くなっているって新聞に載っていたという情報が入ってきました。調べてみると1月22日の神戸新聞にありました。前もってわかっていてそのまま開催?そんなのあり?って感じですよね。交通規制によるトラブルのようで新規出店されたお店の協力を得ることができなかったとのことが原因のようですが、それならそうとどこかの曲がり角で新たに60mほどの折り返しを作れば済むことで、あんな御津の田舎道どこでもできますよね。自分たちの怠慢をお店のせいにしているようでどうなんでしょう。僕はハーフマラソンは、フルマラソンの練習がてら走っているので、大会運営のええ加減さにマラソンなんて全く興味のない人が担当しているだろうなと諦めがちに想像していますが、走ったランナー達はみんな紳士ですよね。「楽しかったです」「いいコースでした」「また走りたいです」暖かい声が多いようですね。

梅と潮の香マラソン大会

特に油断したわけではないのですが、2月5日ごろから風邪気味になり、講演会などはキャンセルし自宅でおとなしくしていたのですが、徐々に悪化、とうとう2月9日(日)は1日寝込んでいました。2月11日は天気も良く、風邪も大分回復したので、9kmほどゆっくり走ってみたのですが、翌日より咳、痰が悪化、その後は結局は怖くて走れず、マラソン前の10日で9kmしか走れていないという、最後の最後、ピーキングに全く失敗してしまい、14日の夜も寝汗をかく始末、体調はイマイチ、天気も悪そうだし、どうしたものかと思いながら、とりあえずは、2時過ぎの新幹線で京都へ出発しました。

京都マラソン2020

 

ホテルグランビア京都にチェックイン。みやこめっせでランナー受付を済ませました。夕食は、哲(大阪医大のテニス部の後輩)とザ キッチン サルヴァトーレ クオモ 京都(イタ飯)でカーボローディング。明日のお互いの健闘を祈って解散、10時には就寝しました。

 

翌朝5時50分に起床、シャワーを浴びて、水分補給、カーボローディング中心の朝食をゆっくり食べながら6時45分に出発。地下鉄で四条烏丸で阪急に乗り換えて西京極に到着。たけびしスタジアムに向かうランナー達、かなり激しい雨です。

西京極

わかさスタジアムの更衣スペースで雨をしのぎ、8時15分ギリギリに手荷物を預け、いよいよたけびしスタジアムのスタートブロックDに整列です。雨が降り続く中、8時45分からスタートセレモニー「人生、晴れの日ばかりではありません。みなさん頑張って下さい」とアナウンスがあり、みんなで雄叫び! 9時、スタートの号砲が鳴りました。

スタート

最初の1kmはちょうど6分、かなり混雑していることもあり入りとしてはまずまずって感じでした。その後も数kmまでは5分50秒前後とちょっと遅めのペース、途中、右足を水たまりに取られましたが、雨の中仕方がないかなとあまり気にもとめていませんでした。5km付近桂川沿いに走りながら渡月橋が見えてくるあたりでも5分40秒から50秒、10km近くになるといつもなら5分30秒前後でタイムを刻んでいるはずで、自分では意識的に少しペースを上げたつもりでも全くペースが上がりません。前半の登りが何箇所があったのも影響したのか15kmではキロ6分を越え、前半20kmもいかない時点で、もう4時間切りは諦めざるえない状況になっていました。今まで参加したマラソン大会(9回目)の中で最も短い距離での失敗マラソンになってしまいました。最初走り出した感じは、自分ではそんなに調子が悪い感じはしなかったのですが、やはり風邪気味で変な寝汗をかいているな体調ではまあ仕方なかったようです。

その後、18kmから右足裏の親指の付け根のマメがつぶれて痛くなってきました。やはり右足を水たまりにつけて微妙に靴の中で滑るのが原因だったのではないかと思います。マメが痛いこと自体はあまり気にしていなかったのですが、やはりかばって走っていたせいか、23kmぐらいから右膝が痛くなってきてキロ6分台で走るのがやっとの状態、30kmぐらいからは時々立ち止まって、膝の屈伸を繰り返しさらにゆっくり走らなければならなくなり、37kmの給水した後に走り出そうとすると右膝に激痛が走り、しばらくは動けない状態になってしまいました。その後は2kmほど歩くことでキロ10分以上を費やし、後続のランナーに抜かれまくりの情けない状況です。このままでは5時間越えが見えてきたので(2回目のマラソンだった2012年の篠山マラソンも雨の中4時間57分9秒でした。このタイムは最低でもクリアしたいですよね)なんとか痛い足を引きずりながらそろりそろりと走り始め、なんとか平安神宮までゴールにたどり着きました。結局は、膝が痛くなってしまったこともあり、30〜35kmの壁もあったのかなかったのか?300km/月走った練習の成果の欠けらも感じることができず、ただ42.195km走った(前述の2回目の篠山マラソン以来、久しぶりに歩きました)というだけになってしまいました。しかし、これも走りきったからこそわかることで、現在の実力ということで納得のいい苦笑いです。

ゴール

京都マラソンは、小雨の降る中、約1万5千人が京都の街を駆け抜けました。天候と新型コロナの影響で1〜2割キャンセルがあったようですが、熊本でも北九州でも普通にマラソン大会は開催されました。翌日、2月17日に東京マラソンが、新型コロナウイルスのため、一般ランナーは出走できなくなりました。姫路城マラソン(2月23日)も直前になって中止を発表。京都マラソンも1週間遅かったらドミノ倒し的に中止になっていたかもしれません。日本の社会って、本当右に習えですよね。市民の安全のために中止?本当に市民のためですか?自分の安全のためではないんですか?本当にマラソン大会中止しないといけないんでしょうか?そんなことを言ったらダメって雰囲気ですよね。何が正しいか誰もわからない問題に対して、右向け右って言ったらどのテレビも見ても同じことしか言ってません。みんな自分の頭で考えていますか?いろんな意見があるのが正常な社会ですよね。Jリーグ開幕しました。サッカーはあまり興味はないんですが、ひとり気張ってますよね。今は「頑張れ、Jリーグ」って感じです。ほんとに今年は京都にしといて大正解でした。月300km走って、目標にしていたマラソン大会がなくなってしまうなんてちょっと悲しすぎますよね。一生懸命練習されてきたランナーのみなさんには本当になんと声をかけてあげたらいいかわかりません。(ランナーにしかわからないかもしれません)

神戸大学の岩田健太郎先生がYoutubeで情報公開されたのは、びっくりしましたが、ダイヤモンドプリンス号で何が起こっているのかやっとわかって、みなさんガッテンガッテンしたんではないでしょうか。ゴーンさんの映画さながらの逃亡劇で日本の司法制度が批判されました。世界から北朝鮮や中国と同じように見られるのは心外ですが、独立した主権国家としてとやかく言われる筋合いのものではないと突っぱねるのは当然のことと思います。ただ、感染対策のような科学の分野においては、グローバルな視線の批判的吟味に耐えうるかは疑問です。CDC(疾病予防管理センター)の問題にしても中国でさえ、2003年のSARSを教訓に中国版CDCが司令塔となって新型コロナウイルスに対応しているのに、日本には未だCDCのような感染症に対応する専門機関がなく、厚労省の役人主導になっているわけです。確かに日本のトップの頭脳明晰な集団であることは否定しませんが、常時感染症対策だけやっているわけでなく、いつもは健康、医療、子ども、子育て、福祉、介護、雇用、労働、年金などの膨大な仕事に忙殺されているわけで、今回、突如湧きでた新型コロナへの対応を短期間でそれも少人数でこなせというのはそもそも酷な注文です。新型コロナに対する検査体制にしてもとりあえず、みんなに検査したら、一所懸命やってるねってそんな政治的なパーフォーマンスではなく、感度50%の検査の陰性に何の意味もないことを説明するコメンテーターも一人もいないのが現実です。(通常のインフルエンザ診療においても熱もないのにとりあえず検査、流行期に至っても社会や患者のリクエストに迎合して検査をしている現状を鑑みても)諸外国も見るに見かねて、自国民をダイヤモンドプリンセス号から連れて帰って2週間の隔離をしている対応を見ていると日本のことを全く信用していないのは一目瞭然ですね。

日本の優秀な頭脳が霞が関に集まるシステムは、高度成長期にはうまくはまったのでしょうが、今や人事権を握られた政府には忖度もしなければならないし空回りしているようにしか見えません。例えば、以前から指摘されている予防接種の問題でもどこで誰が決めているのか全くわからない密室の隠蔽体質に代表されるように伏魔殿と揶揄された日本の官僚社会に自浄作用はほとんど期待できず、アメリカがどう出るか、その外圧に期待するしかなさそうです。

全く話がずれてしまいました。グタグタと言い訳ばかり並べているようではまだまだ修行が足りません。在宅の患者さんが急変して、急遽取りやめた大会もありました。日常診療では、一所懸命に病気と闘っている患者さん達を診ていると、走れることに感謝しないといけないなとつくづく思いました。iPS細胞の山中伸弥先生(57歳)は、この悪条件の中でも自己ベスト更新し3時間22分34秒の記録でゴール。さすがです。来年はどこを走りましょうか?


6月のニュース

2019/6/5 羽生九段1434勝 単独1位
2019/6/9 サニブラウン 日本記録 9秒97 視線は世界
2019/6/11 赤土の王者 ナダル12度目V 全仏オープン
2019/6/14 姫新線 4年連続300万人超
2019/6/15 大谷サイクル安打 日本人初
2019/6/13 犬猫にチップ義務 改正動物愛護法が成立
2019/6/20 井岡 初の4階級制覇 日本男子初 世界4人目

 

 
 

7月のニュース

2019/7/7 仁徳陵 世界遺産決定 百舌鳥・古市古墳群 国内23件目
2019/7/8 石川 復活V 3年ぶり 国内メジャー初制覇 日本プロ選手権
2019/7/11 ジャニー喜多川さん死去 男性アイドル像を確立
2019/7/15 望月、日本男子Jr初V ウインブルドン選手権
2019/7/15 老衰 死因の3位に 脳血管疾患抜く 長寿増加が要因
2019/7/18 ジョコビッチ連覇 ウインブルトン選手権
2019/7/19 アニメ会社放火 33人死亡

 
 

8月のニュース

2019/8/1 かんぽ 全契約3000万件調査
2019/8/6 20歳渋野 全英女子ゴルフV
2019/8/8 小泉進次郎氏 滝川クリステルさんと結婚
2019/8/8 播磨臨海道 4案提示
2019/8/18 海の飲酒運転 進まぬ規制

 
 

9月のニュース

2019/9/8 死因究明の解剖 地域差 医師・予算不足
2019/9/10 ナダル劇的4度目頂点 全米オープン
2019/9/11 マラソン 東京五輪4人内定
2019/9/19 小泉氏 環境相で初入閣
2019/9/28 関電会長ら20人に3.2億円
2019/9/29 日本金星 世界2位アイルランドに19ー12

 
 

10月のニュース

2019/10/7 金田正一さん死去 86歳 プロ野球最多400勝投手
2019/10/10 吉野彰氏ノーベル科学賞 リチウムイオン電池開発
2019/10/14 東日本21河川決壊 死者23人 不明20人 台風19号広域に浸水被害
2019/10/19 五輪マラソン札幌開催へ
2019/10/19 政府 26年ぶり恩赦決定
2019/10/23 天皇陛下即位を宣言「世界の平和願い 国民に寄り添う」
2019/10/24 タカ一気 無敵3連覇
2019/10/26 揺さぶり暴行死 逆転無罪

 
 

11月のニュース

2019/11/3 ラクビーW杯 南アフリカV
2019/11/6 一気飲み死 略式起訴 過失致死罪 近大生ら9人
2019/11/7 首里城 複数ショート痕 正殿、電気系トラブルか
2019/11/16 悪質タックル不起訴 
2019/11/25 ローマ教皇 長崎、広島で訴え「核兵器のない世界 実現は可能」
2019/11/26 認知症による事故の賠償 39自治体 保険で救済策

 
 

12月のニュース

2019/12/1 「ながら運転」厳罰化開始
2019/12/3 流行語大賞「ONE TEAM」
2019/12/5 中村医師、銃撃受け死亡 アフガン車で移動中
2019/12/6 耐性菌死者 年8000人超
2019/12/26 IR汚職 秋元議員逮捕
2019/12/28 かんぽ営業 3ヶ月停止命令 郵政3社長辞任

 
 

令和2年1月のニュース

2020/1/1 ゴーン被告 海外逃亡 渡航禁止の保釈中「レバノンにいる」
2020/1/3 神戸天皇杯V
2020/1/4 青学大 大会新で総合V
2020/1/7 交通事故死 最少3215人
2020/1/6 小学校のスキー実習 廃止へ
2020/1/22 たつの市梅と潮の香マラソン ハーフ距離120m不足
2020/1/24 新型肺炎 中国・武漢を「封鎖」
2020/1/27 徳勝龍 33歳の初V

 
 

2月のニュース

2020/2/2 英、EU離脱
2020/2/6 クルーズ船 10人集団感染 船内3700人 14日間待機へ
2020/2/12 野村克也さん死去 三冠王、名将「ID野球」
2020/2/20 籠池被告に懲役5年 森友補助金不正 妻は執行猶予
2020/2/20 姫路城マラソン中止
2020/2/28 全国の小中高 休校要請

 
 

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