バイシリンG(DBECPCG ベンジルペニシリン)

【禁忌】
ペニシリンアレルギー 皮疹1〜10% アナフィラキシー0.01〜0.001%)のある人は、マクロライドで。

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【組成・性状】バイシリンG顆粒40万単位/g (1単位=0.27μg)

【用法・用量】
成人 1回40万単位 1日2〜4回
小児 1歳 1日20万単位
3歳 1日30万単位
12歳 1日80万単位 1日2〜4回

【使用上の注意】
副作用 腎障害(間質性)アレルギー(クームスⅠ型)→ 中止

【薀蓄等】
◎A群β溶連菌(咽頭炎、扁桃炎)と梅毒は100%感受性あり。
◎抗生剤の投与で症状が1日早く改善する、リウマチ熱の予防できる、咽頭膿瘍、中耳炎、壊死性筋膜炎への進展予防のために有用性あり。
◎30歳未満に有用(EBにもかかりやすい)
◎肺炎(PSSP、PISP)心内膜炎(緑連菌)も第一選択。

サワシリン、パセトシン(AMPC アモキシシリン)

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【用法・用量】
サワシリン細粒10% 上気道感染 40mg/kg/日
中耳炎   50〜60mg/kg/日
パセトシン錠250mg 1回250〜500mg 1日3回

【薀蓄等】
◎急性咽頭炎、扁桃炎のA群β溶連菌は、100%OKだが、肺炎球菌や大腸菌、インフルエンザ桿菌は耐性菌あり(30%)
EBで発疹(30歳未満ならバイシリンG、30歳以上ならパセトシン)
◎副鼻腔炎、中耳炎の治療適応(高熱、痛み、全身倦怠感、膿がでている。7日以上の症状持続など)
◎大腸菌による尿路感染症(外来)に適応 7日間(一部耐性あり)
◎H.pylori除菌等
◎歯科治療時の心内膜炎予防

オーグメンチン(アモキシシリンとクラブラン酸 2:1)

【禁忌】

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【組成・性状】オーグメンチン配合錠250RS アモキシシリン250mgとクラブラン酸125mg

【効能・効果】
【用法・用量】
1回 オーグメンチン配合錠375mg+アモキシリン250mg 1日3回

【使用上の注意】
【薀蓄等】
◎MSSAによる蜂窩織炎、モラキセラ、βラクタマーゼ産生インフルエンザ菌にもOK。嫌気性感染(口腔内)軽度の憩室炎にもOK。

パンスポリン CTM-HE(セフォチアム)

【禁忌】

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【組成・性状】
【効能・効果】
【用法・用量】
パンスポリンT錠 100mg 1回100〜200mg(400mg)1日3回食後
【使用上の注意】
【薀蓄等】
第二世代セフェム系
インフルエンザ桿菌、モラキセラ、大腸菌、クレブシエラにも効く

サマセフ 250mgカプセル CDX(セファドロキシル)
1回250mg(500mg) 1日3回食後
◎軟部組織感染症には、第一世代セフェム系 黄色ブドウ球菌の第一選択(インフルエンザ桿菌にも効く)

第三世代の経口薬(セフゾン、フロモックス、メイアクトなど)は、帯に短し、襷に長しと言われています。開業医には必要ないかも?さらに、Bioavailabilityが低く、副作用で偽膜性腸炎が起こりやすいという欠点あり。第三世代のセフェム(注射薬)の活躍の場は、細菌性髄膜炎(肺炎球菌)や急性喉頭蓋炎インフルエンザ菌)など生きるか死ぬかの時に最大の威力を発揮します。

セフトリアキソン CTRX 

【禁忌】

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【組成・性状】
【効能・効果】
【用法・用量】1〜2g
【使用上の注意】
【薀蓄等】
◎第三世代セフェムの注射薬
1日1回(開業医に必須な条件です)
肝代謝(腎機能に関係なく投与できる)

 

エリスロマイシン EM(エリスロマイシン)

【禁忌】

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【組成・性状】
【効能・効果】
【用法・用量】1日4〜5回内服
【使用上の注意】副作用 下痢
相互作用 抗ヒスタミン薬と併用でQT延長

【薀蓄等】
モルヒネでイレウスなど 腸管を動かすために

クラリシッド CAM(クラリスロマイシン)

クラリシッド錠200mg
クラリシッドDS10%小児用
クラリス錠50mg小児用
【禁忌】

画像の説明

【組成・性状】
【効能・効果】
【用法・用量】
【使用上の注意】
【薀蓄等】
非定型肺炎、クラミジア感染症(STI)
非定型抗酸菌症感染症には、エタンブトール、シプロキサン、アミカシンなどと併用すると効果ある症例もあり。
カンピロバクター感染症

マクロライド耐性が増えてきている。肺炎球菌(80%)溶連菌(50%)マイコプラズマ(子供 歯牙黄染(テトラサイクリン系) 軟骨形成阻害(ニューキノロン系))ピロリ菌(50%)

ジスロマック CAM(アジスロマイシン)

【禁忌】

【組成・性状】

画像の説明
【効能・効果】
【用法・用量】
【使用上の注意】
【薀蓄等】
クラリスロマイシンと比較して多剤との相互作用が少ない。
外来で治療できる軽症、中等症の肺炎は、3日間投与でいい適応

緑膿菌感染を疑うような局面(好中球減少、院内感染の重症例など)は、開業医では

ミノマイシン MINO

【禁忌】

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【組成・性状】
【効能・効果】
【用法・用量】
【使用上の注意】
【薀蓄等】
テトラサイクリン系
市中獲得型MRSA(CA-MRSA)は、βラクタムは効果ないが、ST合剤、マクロライド、クリンダマイシンは効果あり。

クリンダマイシン CLDM

【禁忌】

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【組成・性状】
【効能・効果】
【用法・用量】
【使用上の注意】副作用 偽膜性腸炎
【薀蓄等】
リンコマイシン系
グラム陽性球菌、嫌気性菌(口腔内など)に有効

誤嚥性肺炎、蜂か織炎(βラクタムにアレルギーある場合)

クラビット LVFX(レビフロキサシン)

【禁忌】妊娠、小児(軟骨毒性)

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【組成・性状】
【効能・効果】
【用法・用量】
クラビット錠 250mg 1回2錠 1日1回

【使用上の注意】
副作用 中枢神経系(頭痛、めまい、痙攣)高齢者(アキレス腱が切れる)QT延長
【薀蓄等】
Bioavailabilityが高い
相互作用 NSAIDsとの併用で痙攣
テオフィリン、ワーファリンの濃度を上げる
制酸剤、鉄剤、Mg製剤(マグミット)亜鉛で吸収障害あり
◎問題点 緑膿菌に効く(必要なし)結核菌に効く(焼け石に水程度の効果で、診断が遅れる、キノロン耐性、感染の拡大の危険)
◎適応は、入院できない肺炎(肺炎球菌)と尿路感染症。

リファンピシン RFP

【禁忌】

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【組成・性状】
【効能・効果】
【用法・用量】
【使用上の注意】
【薀蓄等】
◎人工物感染の場合に、シプロキサンなどを併用(単独では使うとすぐに耐性ができる)